audio-technica ATH-L3000

[ 2013 / 11 / 21 ]

発売10周年記念にハウジングの中を覗いてみます。

ATH-L3000

ATH-L3000 ロゴ

毎年新作が発売されていたウッドハウジングヘッドホンの8代目で、ハウジングに革を張りつけた独特な外観をしています。木のハウジングを採用したWシリーズのヘッドホンですが、型番はWoodのWではなくLeatherのLが付けられています。

L3000までのWシリーズ一覧

毎年出ていたWシリーズ限定モデルもL3000からしばらく見なくなります。

型番W10VTGW10LTDW11JPNW100W11RW2002W1000L3000
世代第1世代第2世代第3世代第4世代第5世代第6世代第7世代第8世代
発売日96/05/2197/12/0198/12/0199/12/0100/12/0101/10/2102/11/2103/11/21
価格\38000\50000\65000\42000\56000\100000\50000\220000
限定2000台2000台800台1000台500台
ウイングウイングサポートニューウイングサポート
フレームマグネ
シウム
マグネシウム
形式密閉ダイナミック型
ハウジング飛騨高山産
ミズメ桜
無垢材
北海道産
アサダ桜
心材
北海道産
アサダ桜
心材
漆仕上げ
北海道産
アサダ桜
無垢材
北海道産
アサダ桜
心材
北海道産
アサダ桜心材
越前漆仕上げ
北海道産
アサダ桜
無垢材
北海道産
アサダ桜心材
セミアニリン
レザー仕様
ドライバφ53mm、スーパーハイクラスOFC-8Nボビン巻きボイスコイル
磁気回路パーメン
ルージュ
パーマロイパーメン
ルージュ
D.A.D.SD.A.D.S.機構採用
感度100dB98dB100dB102dB100dB104dB
再生周波数5~30000Hz5~40000Hz5~45000Hz
最大入力2000mW
インピ48Ω50Ω48Ω40Ω48Ω
質量370g360g340g320g330g340g350g380g
イヤパッド天然コラーゲン配合レザーラムスキンクラリーノラムスキン
プラグφ6.3mm金メッキステレオ標準プラグ
コード
シースシルク100%布巻きシルク100%
素材COCCPCOCCOFC 6NPCOCCOFC 6N銀線
Hi-OFC
6N-OFC
Hi-OFC
銀線+Hi-OFC
4芯平行コード
片/両出し片出し両出し片出し両出し
長さ3.5m3.0m
型番W10VTGW10LTDW11JPNW100W11RW2002W1000L3000

ハウジング周り

皮ハウジング 皮の縫い目

ハウジングは革張りになっていて、横から見ると縫い目が見えます。

側圧 イヤーパッド

イヤーパッドの下の方が側圧で押しつぶされてシワになりやすいです。画像のイヤーパッドATH-A1000X用の物です。

ウイングサポート周り

ウイングサポート 可動部

可動部はウイングサポートの上下、ハウジング接続部の左右スイングで、Aシリーズのようなハウジングの縦回転はありません。

Limited Edition シリアルナンバー

ヘッドバンドの端に金属板が付いていて、裏側には「Txxx / 500」とシリアルナンバーが付いています。

ヘッドバンド斜め ヘッドバンド真上

ウイングサポート機のヘッドバンドは2本の金属棒が使われていますが、L3000ではそれに皮が張られています。

ケーブル

ケーブル 6.3mm端子

4芯平行コードは他の倍の幅で取り回しが悪いです。6.3mm端子は約30gでずっしりとした重さです。

イヤーパッド

イヤーパッドの取り外し

パッドの外し方 パッドの外し方2

イヤーパッドはパッドの内側に指を入れて外側に引っ張って外します。ハウジングの形状は円ですが、場所によって厚みが違うので画像のような薄い部分から行うと外しやすいです。パッドを交換する時も同様の手順で外します。

イヤーパッドの固定部

パッドの内周部

イヤーパッドを外しました。オーディオテクニカのパッドは、裏側の内周部にプラスチックの細い長いシートのような物が入っており、それをハウジングに溝に引っかけて固定します。

破損したイヤーパッドの固定部

切れた内周部の素材 外れた内周部の素材

この内周に仕込まれた固定用の素材ですが、取り外し時に切れやすく外れやすいです。今回パッドを外した事で、この部分を切ってしまいました。元々のパッドは以前外した時にこの部分が取れて装着不能になりました。今回切った分は範囲が狭かったおかげで取り付けできましたが、次は無さそうです。

ハウジングの直径

ハウジングの直径

ハウジングの直径は約104mmです。この大きさのイヤーパッドなら純正以外の物も装着できます。

他メーカーのイヤーパッドの取り付け

他社製パッドと裏面比較 他社製パッドと厚み比較

というわけで装着できそうな別のパッドを用意しました。画像のパッドのように同じ大きさで、裏面に引っかける部分が付いていれば取り付けが可能です。これは元の純正品と比べるとかなり厚みがあります。

片方だけパッド変更 両方パッド変更

皮っぽい色合いやイヤーパッドの厚みも増えて良さそうな感じです。しかし違和感のある音になってしまいました。

HP-A1000Xの取り付け

HP-A1000X 純正と比較

次に用意したのが上でも触れたATH-A1000X用のイヤーパッドのHP-A1000Xです。へたったHP-L3000と比べて厚みがあります。

パッド交換前 パッド交換後

左が交換前、右が交換後です。上の分厚いパッドのような違和感もなく、厚みが増えたおかげかドライバが耳に当たらず数時間装着しても耳が痛くなりません。

ハウジング

ハウジングの分解

ハウジング内側 ハウジングの紙を外した状態

イヤーパッドを外すとドライバが見えてきます。4隅にあるネジでハウジングが固定されています。ドライバは耳に対して斜めになるように付いています。

ハウジング分解途中 ハウジングが外れた

ネジを外すとハウジングが外れます。

ハウジングの内側

ハウジング周囲のリング 吸音材

ハウジングに付いているリング上の部品は乗っているだけなので簡単に外れます。中の吸音材も収められているだけなのでつまんで取れます。

ハウジング表面 ハウジング内側

表側じゃウッドっぽさが皆無ですが、内側には木目が見えます。

付け根の縫い目 内側付け根付近

付け根付近です。

ハウジングの重さ 吸音材の重さ

ハウジングの重さを量ってみると50gでした。

ドライバ

ドライバ付近の裏側 ドライバの取り外し

ドライバの固定部品はネジ3本で止められています。この固定部品は向きがあるので取り付け時は気をつけて下さい。

ドライバ前面 ドライバ裏面

固定部品を外すとドライバが引き出せます。ケーブル交換を行う場合ここまで分解する必要があります。

マグネットの厚み 端子部拡大

端子付近です。

ドライバ収納部分 ドライバ収納部分拡大

ドライバが収納されている部分の内側にはスポンジが入っています。

ドライバ固定部

ドライバ固定部表 ドライバ固定部裏

ドライバ取り付け位置には角度が付けてあります。

その他

ケーブルの固定方法 ハウジングの付け根

ケーブルは固結びで引っ張られないようにしてあります。左右スイングが行えるハウジングの付け根部分はピンを抜けば外せそうです。