SONY MDR-XD300のケーブルとパッド交換[ 2015 / 06 / 22 ]

ケーブルとイヤーパッドの交換を行います。

分解

MDR-XD300 アーム付近

XDシリーズ中堅機種のMDR-XD300です。

特徴

サウンドモード

SOUND MODE

MDR-XD200~400に搭載されているサウンドモードです。映画用と音楽用のモードをスイッチで切り替えます。

パラレルリンクフリーアジャスト

負荷無し 負荷有り

ヘッドバンドは「パラレルリンクフリーアジャスト」で長さの調整は不要です。かぶるだけで頭にフィットしてずれたりしません。なかなか良い機構ですが、このMDR-XD300と上位のXD400以外には採用されていないようです。

その他可動部

可動部

ハウジングは縦方向のみ若干稼働します。反転はできません。

イヤーパッド

イヤーパッドの外し方

イヤーパッドはハウジングの縁に引っかけられています。内側に手を入れて外側に引っ張り、引っかかっている部分を外していきます。

パッド表 パッド裏

このパッドは前後の向きがあります。厚さは約15mmです。

ハウジングを開く

ハウジングのネジ ハウジングの中身

パッドを外してネジ4本を外すとハウジングを開けることができます。

左チャンネルの配線

左chの配線 左ドライバ

赤線が右チャンネルのプラス、銅色が左右共通のGND、緑線は左チャンネルのプラスです。片出しなので、右チャンネルの線も一端左側のハウジングに入ってきます。

ドライバ直径は外枠込みで42mmです。大きさは、ソニー製品で同世代40mmドライバと互換性がありそうです。

ケーブル交換

断線したケーブルを交換します。交換に使ったケーブルはEHP-TVOH0150SVから取り外した4芯ケーブルです。これに限らず適当な3芯、もしくは4芯のケーブルを用意すれば交換に使えます。元のケーブルの配線はハンダごてを当てた状態で引っ張れば簡単に外れます。

左チャンネルの配線

ストッパーの固結び 交換ケーブルの配線

交換用ケーブルを通したら、ケーブルストッパー代わりの固結びを忘れずにしておきます。左チャンネル用の青線とGNDの銅色の線をハンダ付けします。

右チャンネルの配線

今回は4芯ケーブルを使っていて、左右のGNDが別々にあります。せっかくなのでそのままRチャンネルの配線につなげてしまいます。3芯のケーブルを使っている場合、元と同じようにLchドライバの基板を利用して配線します。

Rchの空中配線 Rchの絶縁

右チャンネルと右GNDそれぞれの線をクリップで固定して、空中でハンダ付けします。絶縁用の熱収縮チューブを忘れたので、とりあえずテープを付けておきました。

ハンダ付け後、組み立て前に動作確認をします。音量差などもなく、左右とも正常に聞こえたので組み立てを始めます。

サウンドモード

通気口 フタの開閉

サウンドモードのスイッチを動かすと、通気口の裏側にあるフタが開閉します。それにより通気口が開いた状態とふさがれた状態になり、音に変化が出ます。音を出しながら動かしてみても、大して変わった感じはしませんでした。

組み立てとイヤーパッド交換

劣化した元のパッドの代わりにEHP-TVOH0150SVの物を使います。

ストッパーの固定

ケーブルの固結びになった部分をストッパーにするので、ハウジングの下部に収めます。そのあたりの確認が済んだらハウジングを閉めてネジ止めします。

縁の厚い方 縁の薄い方

ハウジングの縁の厚みは場所によって異なります。パッド裏側の引っかける部分を縁の隙間に押し込んでいきます。今回は厚い方から取り付けました。

パッド交換後1 パッド交換後2

他機種のパッドの取り付けが終わりました。少々取り付けにくかったですが、サイズが近かったのでぴったり収まりました。