YAMAHA HPE-170[ 2013 / 04 / 11 ]

断線したケーブルの交換を行います。

外観と分解と交換

HPE-170

YAMAHA製ヘッドホンHPE-170です。

外観

ハウジング周りの稼働部 アームの伸縮

ハウジングは縦横に動きます。アームはあまり伸びないため、頭が大きいと装着できないかもしれません。

ハウジング イヤーパッド

ハウジングに型番とメーカー名が記されています。イヤーパッドはベロア調です。

ヘッドバンド表 ヘッドバンド裏

ヘッドバンドは昔のヘッドホンでよく見られた革張りです。

重さ裏

ケーブルを含まない重さは161gです。

端子磨き

端子 端子磨き後

メッキのされていない端子が接触不良気味だったのでピカールで磨き、ピカールを拭きとり、接点復活材で磨いたところ接触不良は直りましたが、元々完全に音が出ていなかった片側はそのままでした。

イヤーパッドの取り外し

内側のスポンジ パッド取り外し

イヤーパッドは内側に指を入れて外しますが、内部のスポンジが溶けていて指に張り付きます。取り外す時にパッドの外枠の部分が分離してしまいました。外枠はこの状態でもそれなりの堅さを保っているので再度取り付けはできそうです。

パッドのスポンジ スポンジの除去

パッドに崩れかけのスポンジが付いているので、クリーナーで除去しておきます。

パッドの大きさ ハウジング内周の大きさ

パッドとハウジング内側の大きさは両方80mmでした。

ハウジングの分解

ハウジングの溝 ハウジング内部の爪と溝

ハウジングの分解は溝にマイナスドライバを差し込み、梃子の原理で持ち上げます。内部には爪と溝が4つあり、非常に強固に固定されているので、きれいに外すのは難しいです。

ハウジング内部 ユニットサイズ

ハウジング内部にはケーブルに結び目を作り、ケーブルストッパーとして固定されています。ドライバーユニットのサイズは30mmです。

ユニットピンアサイン ケーブルがちぎれたユニット

ユニットのピンアサインは、赤い印が付いた画像左側が音声信号で逆側がGNDです。左chは音声が緑でGNDが緑と赤が混ざった線、右chは音声が赤でGNDが銅色になっています。同じ手順でもう片方のハウジングを開いたところ、勢い余って中のケーブルを引きちぎってしまいました。

ケーブル交換

ケーブルの結び目 元のケーブルを外す

ユニットに配線されたケーブルをカットし、途中の結び目をほどき、元のケーブルを外しておきます。

交換ケーブルを通す 皮膜剥ぎ

新しいケーブルをハウジングに通し結び目作ります。結び目から先の皮膜はだいたい6cmぐらいです。ケーブルを通したら、内部の線の皮膜にヤスリをかけてはいでおきます。今回はBMHA02RBKAのマイク部分をカットしたケーブルを流用しています。

左chハンダ付け 右chハンダ付け

ハンダ付けをします。

組み立て

結び目の固定 ハウジングを閉じる

ケーブルの結び目をハウジングの穴付近に固定して、ふたを閉じます。

イヤーパッドの装着 完成

取り外す時に壊してしまったイヤーパッドは、外枠を付けた後に内側をはめ込んだらそれなりに固定できました。元のケーブルよりだいぶ細くなりましたが問題なく音が出ています。