デジタルノギス

[ 2009 / 06 / 21 ]

デジタルノギスを使ってみます。

デジタルノギス DC-10

デジタルノギスDC-10

2009年6月、あきばお~0号店2Fで1369円で購入したデジタルノギスDC-10です。値段のシールは重ねてあって元は2100円だったようです。

付属品

付属品は予備電池、ケース、取扱説明書(英文)です。パッケージの裏に書かれている説明図と実機の形が違ったり、英文マニュアルの仕様と背面に書かれている仕様が微妙に異なります。以下の仕様は英文マニュアルの方を参照しています。

仕様その他
電源SR-44 1.55V説明書とは異なり付属の電池はLR44です
測定範囲0~100mm150mmまで計れるDC-15というノギスも売られていました
最小読取値0.01mm同価格帯で0.01mmまで対応しているのは見かけませんでした
繰り返し精度±0.03mm
最大応答速度1.5m/secレスポンスは特に早くも遅くも感じません
使用温度5℃~40℃

ゼロ点の設定

ゼロ点設定

「ON/ZEROボタンを押し、電源をONにしてください。※スライド尺を動かす事によっても電源ONになります。」説明と違いONとZEROボタンが別なのでONボタンを押して電源を入れます。(スライドさせても電源はONになりません)

「測定爪が完全に閉じた状態で再びON/ZEROボタンを押し、表示を0にしてから測定を開始してください。」左の画像のように閉じた状態でZEROボタンを押してゼロ点を合わせました。

測定テスト

2mmセラミックボールの測定

2mmのセラミックボールを測定してみたところ、右画像のように2.13mmとの表示がされます。上のノブで固定してノギスには触れない状態でも、2.13mmの表示から2.12~2.14mmと0.01mm単位で表示が安定しません。

このセラミックボールはG3グレードという高精度な作りらしいので、測定結果がおかしいのかもしれません。

手動で調整

ゼロ点の再設定 セラミックボールの再測定

一旦セラミックボールを外して手動で0.13mm(±0.01mm)に合わせてZEROボタンを押して再設定をしました。再設定後、再びセラミックボールを計ると2.00mm(±0.01mm)になりました。

マーブルのボールの測定

上のゼロ点設定後、マーブルマウスの40mmボールを測定してみました。液晶の右端の表示がぼけてるのは、上で触れた0.01mm単位での変動が起きた時に写真を撮ったためです。測定値は39.94mmなので、それなりに測れているのではないかと思います。

ノギスの測定部分は金属なので、擦ると樹脂などが簡単に削れそうなので取り扱いは気をつけた方が良さそうです。

普通のノギスを使った事もありますが値を読み取るのが面倒だったので、そういう面ではデジタルは便利です。しかし今回の製品は測定結果がおかしかったり、表示が安定せず使い勝手はかなり悪いです。

150mmデジタルノギス

パッケージ表 パッケージ裏

千石店頭でしばらくの間並べられていた150mmのデジタルノギスです。上のデジタルノギスがいろいろひどかったので、他の物だとどうだろうと購入してみました。裏面には以下のように書かれています。

  • 外径、内径、デプス(深さ)測定ができて数字で表示!
  • オートパワーオフ機能付き!
  • 任意の位置でinch/mmの切替可能!
  • 本体は硬質ステンレス製!
  • 測定データ出力インターフェイス付き!
  • くっきり見やすい表示!
  • 微調整に便利なダイヤル付き!
  • 電源ONですぐに測れる!
  • 表示はISO表記!
  • 明るいLCDディスプレイ!
  • 任意の寸法で固定できる固定ネジ付き
  • ハードケース付きで持ち運び便利!
  • 電池(LR44)付き!!

「~固定ネジ付き」のところにだけ「!」が付いていないのが少し気になりました。

ハードケース

うたい文句通り、こんなハードケースに収められています。右下は予備の電池です。硬質ステンレス製で周囲の物に当たると傷が付くので、専用ケースはありがたいです。

100mmと比較

上のノギスと並べてみると、電池周りが若干違う程度でそっくりな外観をしています。

使用感

上のノギスであったような問題はなく便利に使えています。2mmセラミックボールはちゃんと2mmになり、固定した状態で値が変動したりはしません。上の製品は不具合のような動作が仕様とも思えないので、初期不良を引いてしまったのでしょう。

問題点

デジタルノギスとしては普通に津家庭ますが、電池周りで問題がいくつかあります。

電池の消費

点滅表示

電池が消費して電圧が下がってくると表示が点滅するようになりますが、電池を交換してもすぐに点滅するようになります。

SR44 1.55V

それならばと電圧の高いSR44を使ってみます。

SR44使用前 SR44使用後

特に使っていない状態で一月も経過していないはずですが、一気に電圧が下がっています。

上のノギスの説明で出ていた「※スライド尺を動かす事によっても電源ONになります。」が、こちらのノギスでは有効になっています。ケースを開けた時に電源が付いている事がたびたびあったので、この機能が悪さして電池の消費を促進していたのかもしれません。

動作電圧

上の100mmノギスは1.55VのSR44を要求していますが1.5VのLR44でも特に動作は変わらず、1.5V指定のこちらの150mmノギスではSR44でも歯が立たないという妙な事になっています。

電池金具の破損

電池金具の破損

電池の接触が悪くなったので外してみたら、電池の金具が折れていました。一応電池の上に紙などを挟んで押しつければこのまま使えます。