JustSystem ATOK[ 2015 / 03 / 04 ]

一度使い始めたら手放せないかもしれない日本語IME・ATOKのあれこれ。

ATOKのラインナップ

現行のWindows用ATOKには大きく分けて単体版と定額版があります。まずは単体版について扱います。

単体版のATOK

単体版の販売形態はパッケージとダウンロードの2種類があります。2種類それぞれに、新規向けの通常版、ATOKユーザー向けの優待版があります(一部ほかの優待もあり)。製品のバリエーションとして、ATOKのみ収録されたベーシック、ATOKと各種辞典を組み合わせたプレミアムがあります。

種類販売形態優待グレード
単体版
パッケージ版
ダウンロード版
通常版
優待版
ベーシック(ATOK単体)
プレミアム(ATOK+辞典)

以上を組み合わせた製品が販売されています。

単体版の価格

価格は2015年3月時点です。

種類ベーシックプレミアムオールインワンオール辞書のみ
パッケージ版
通常版
Just MyShop
8208円12312円
通常版
Amazon
6510円10344円
優待版
Just MyShop
5400円9720円19440円16200円
ダウンロード版
通常版
Just MyShop
6804円10800円
通常版
Amazon
6300円10000円
優待版
Just MyShop
4860円8640円

開発元が運営するJust MyShopで買えば間違いないと思っていましたが意外とAmazonが安いです。下記の手順で優待版を購入する事はできますが、これぐらいの値段差なら普通にAmazonで購入してもよいかもしれません。

ATOKの少し安価な導入方法

クレジットカードが必要ですが、新規で優待版を買う手順です。

  • Just MyShopでアカウント作成
  • 税抜286円/月のATOK Passportを契約し、一時的にATOKの正規ユーザーになる
  • ATOK Passportの契約中にATOKのバージョンアップ版(AAA優待版)をダウンロード購入
  • ATOK Passportを解約

今後優待条件が変わる可能性もあるかもしれないのでJustsystemのQ&Aを確認してから試してください。

ATOK 月額版の有効期間中であれば、ATOK のAAA優待版をJust MyShopでお申し込みいただけます。

オールインワン

2011年から始まったオールインワンはATOKプレミアムに各種辞典を加えたセットで、既存ユーザー向けのパッケージのみになります。2015年までに組み合された辞典は「広辞苑第六版」「ロングマン英英/英和辞典」「角川類語新辞典」の3セットです。

2011~2015の中で2012年版は上記に加えて前年に登場したばかりの大辞林&敬語のお辞典、プレミアムの明鏡&ジーニアスのセットは4年ぶりに更新された最新版、ついでにATOK 30周年特典辞書も付属というお買い得品でした。

プレミアムに付属する電子辞典

単体版のプレミアムに付属する辞典は、基本的に国語・英和・和英の3つで、年によって内容が変わります。

年度国語辞典英和辞典和英辞典その他
2004明鏡国語 初版ジーニアス 3版ジーニアス 初版
2005明鏡国語 初版ジーニアス 3版ジーニアス 2版
2006明鏡国語 初版ジーニアス 3版ジーニアス 2版
2007明鏡国語 初版ジーニアス 3版ジーニアス 2版会社四季報 企業名変換辞書
英文Eメール200の鉄則
2008明鏡国語 初版ジーニアス 4版ジーニアス 2版会社四季報 企業名変換辞書
英文Eメール200の鉄則
2009明鏡国語 初版ジーニアス 4版
ロングマン 初版
ジーニアス 2版ロングマン英英 4訂増補版
会社四季報 企業名変換辞書
英文Eメール200の鉄則
2010明鏡国語 初版ジーニアス 4版
ロングマン 初版
ジーニアス 2版ロングマン英英 4訂増補版
会社四季報 企業名変換辞書
2011スーパー大辞林3.0ジーニアス 4版ジーニアス 2版敬語のお辞典
会社四季報 企業名変換辞書
2012明鏡国語 二版ジーニアス 4版ジーニアス 3版会社四季報 企業名変換辞書
2013デジタル大辞泉ジーニアス 4版ジーニアス 3版会社四季報 企業名変換辞書
2014新明解国語 七版ジーニアス 4版ジーニアス 3版
2015三省堂国語 七版ジーニアス 4版ジーニアス 3版三省堂類語新辞典
2016精選版日本国語ジーニアス 5版ジーニアス 3版
年度国語辞典英和辞典和英辞典その他

2010年以降の国語・英語辞典は、ATOK 2010から実装された部分一致検索機能に対応しています。

2004年の辞典を10年後のATOK 2015で使う事ができます。そんな具合にプレミアムの付属辞典は一度買えば長く使える可能性が高いので、ATOKを使い続けるなら早いうちに購入しておくと便利です。

プレミアム付属辞典の構成

電子辞典・辞書変換辞書電子辞典省入力連想変換定型文書
国語辞典
明鏡国語辞典 初版
明鏡国語辞典 第二版
スーパー大辞林3.0
デジタル大辞泉
新明解国語辞典 第七版
三省堂国語辞典 第七版
英和辞典
ジーニアス英和辞典 第3版
ジーニアス英和辞典 第4版
ロングマン英和辞典 初版
和英辞典
ジーニアス和英辞典 初版
ジーニアス和英辞典 第2版
ジーニアス和英辞典 第3版
その他
会社四季報 企業名変換辞書
英文Eメール200の鉄則
ロングマン現代英英 4訂増補版
敬語のお辞典
三省堂類語新辞典
電子辞典・辞書変換辞書電子辞典省入力連想変換定型文書

定額版(ATOK Passport)

定額版は試用版をダウンロードして、契約した時に知らされるシリアルを入力して利用します。定額版もベーシックとプレミアムがありますが、こちらはサービスに差が付きます。

種類販売形態優待グレード
定額版ダウンロード版通常版
ベーシック
プレミアム

定額版が始まった頃はパッケージ版も存在しました。

単体版と定額版

定額版が出始めの頃は微妙な仕様でしたが、以下のような特色が出てきて有用なサービスになっています。赤色はネット接続が必要な機能です。単体版の価格は2015年3月のダウンロード優待版です。

製品単体版
ベーシック
単体版
プレミアム
Passport
ベーシック
Passport
プレミアム
価格4860円8640円税抜286円/月税抜476円/月
導入可能数3台10台
プラットホーム各環境ごとに
別々のソフトが必要
Windows/MAC/Android
全てで利用可能
認証インストール時のみ14日に一度
新機能早期実装あり
Yahoo!ツールバー
国語/英語辞典
ATOK Sync期間限定
キーワードExpress期間限定
クラウド推測変換
ナントカ変換期間限定
クラウド翻訳変換期間限定
クラウド辞典
クラウド文章校正

単体版でも一部のクラウド機能は使えますが、期間限定なので少々長めの体験版みたいな物です。単体版で気に入った機能があれば使用期限が切れる前にPassportの導入を検討するとよいでしょう。もし単体版を使い続ける予定ならそれら機能には触れない方が無難かもしれません。

複数の環境で辞書などの同期を行うSyncは、単体版だと翌年のATOKが出るまでしか使えません。InternetDisk(税抜300円/月)を契約すると最新でない単体版でもSyncの利用はできますが、その額を払うならPassportにするべきでしょう。

定額版は最新機能が早期に実装される事があります。2013年7月にATOK 2014の「アクセルモード」と「カタカナ語の言い換え候補を提示する校正支援機能」が実装されています。

デメリット

ネット接続環境がないとただのATOK最新版になります。また、クラウドサーバーに障害が発生しても各種機能が使えなくなります。

契約を解除するとユーザーデータやダウンロードした追加データ以外は何も残らず、製品登録の一覧からも削除されます。単体版のベーシックならそのバージョン、プレミアムだったらさらに辞書などが手元に残るので、古いATOKをサブ環境へ入れたままにしたり、辞書を新しいATOKに流用できます。

バージョンと対応OS

公式非対応の組み合わせでも以外と動いたりするケースがあります。とりあえず手持ちのバージョンを入れてみてどうしようも無い場合、新バージョンのATOKを検討すると良いかもしれません。

ATOK 2005~2016

050607080910111213141516
Windows 98
Windows Me
Windows 2000
Windows XP
Windows Vista*1*1*1
Windows 7*2*2*2
Windows 8*3*3
Windows 8.1*3*3
Windows 10*3*3

*1:制限事項あり
*2:制限事項あり
*3:制限事項あり、10も8と同様

ATOKフォルダの容量変化

「%programfiles%\JustSystems\ATOKxx」のフォルダサイズの推移です。単位はMBです。

0506070809101112131415
容量9396113118142234254310321322

学習関連の設定

ATOKメニューを表示 プロパティの表示

ATOKが有効の時に「CTRL+F10」キーを押すとATOKメニューが表示されます。続けて「R」キーを押すとプロパティが表示されます。これらの操作を覚えておくと素早く変更ができます。

プロパティで設定を変えると、「プロパティを開く操作をしたアプリ」と「設定を変更した以降に開いたアプリ」に変更が反映されます。

変換学習の設定

プロパティの「辞書・学習」タブを開き、標準辞書セットの詳細設定から学習設定をします。

標準辞書の詳細設定

単語登録や学習内容は辞書セットごとのユーザー辞書に書き込まれ、変換辞書の中身には影響ありません。

設定内容
しない学習結果をどこにも反映しない
一時その場限りになるメモリ上へ学習結果を保存
する(弱)最初はメモリで学習し、次はユーザー辞書に登録
する(強)変換後すぐにユーザー辞書へ反映するので誤変換でも即登録

指定できる設定は以上のようになります。

適当に全て「する(強)」にしてみると変換内容がすぐにおかしくなります。じゃあ学習をやめようと「しない」にすると悪化はしないが物足りない、「する(弱)」にしてみると自動登録される単語の管理が面倒、そんな経緯を経て以下の設定で落ち着きました。

学習の設定例

操作内容設定
ひらがな後変換F6キーで変換した単語をユーザー辞書に登録一時
カタカナ後変換F7やF8キーで変換した単語をユーザー辞書に登録一時
英字後変換F9やF10キーで変換した単語をユーザー辞書に登録一時
英字複合語入力「うぃんどWしゅーざー」で「Windowsユーザー」と学習しない
複合語「制作/量→制作量」のような区切り方を学習する(弱)
未登録語文節区切り直しでカタカナ変換された単語をユーザー辞書に登録一時
文節区切り「いつものバラを→いつも野バラを」のような区切りを学習する(弱)
細切れ2文節を1文節ずつ確定した時の組み合わせを学習一時

単語登録は自前でするので、それに関する項目は「一時」にしています。ユーザー辞書への自動登録を行いたい場合は、必要な項目で「する(弱)」にするとよいでしょう。英字複合語のような入力はしないので「しない」、複合語と文節区切りはほどほどの「する(弱)」、細切れは変換に悪影響を与えやすいので「一時」にしています。

AI学習は、「お茶」と(暑いではなく)「熱い」のような組み合わせを用例として登録します。上の項目を全て「しない」、AI学習だけ「する(詳細)」にして使い続けても問題はなかったので詳細のままでよいでしょう。

各種設定のクリア

学習情報のクリア

「学習情報のクリア」を行うと文節区切りやAI学習などのデータが削除され、「ユーザー辞書のクリア」を行うとユーザーが手動で登録した単語も含めた全ての学習内容が削除されます。

訂正学習

訂正学習設定

「修正履歴~」を有効にすると、入力ミスと訂正した内容を記録し、次に同じ入力をミスした時に訂正内容を表示します。

訂正学習実行

「別の単語~」を有効にすると、複数の単語の字を組み合わせて未登録単語を作成した時、それを登録する事ができます。

確定履歴

入力した文章を記録し、推測変換で利用します。

確定履歴

設定内容は上の学習で出てきた、しない、一時、弱、強と同じで「ファイルに保存する」だと次々と文章が記録されていきます。

単語登録

簡単操作で登録ができるので、必要な単語はどんどん登録していくとよいでしょう。

単語登録 品詞の種類

ATOKが有効な状態で「CTRL+F7」キーを押すと単語登録画面が表示されます。

事前に登録したい単語を選択して「CTRL+C」などでコピーしておくと、初めから「単語」が入力された状態で登録画面が起動します。

品詞は登録ウィンドウの右下にあるヘルプをクリックし、下に少しスクロールさせると表示される品詞の「品詞の種類」をクリックすると詳細が確認できます。それを参考に適切な品詞を選んでください。

プロパティの設定例

設定を見直すと良さそうな項目を扱います。

基本

話し言葉

プロパティを開いた直後の画面の下に表現という項目があります。元の「一般」から「話し言葉」に変更すると、話し言葉風の緩い文章の変換ができるようになります。入力ミスのチェックなども緩くなります。

「変換モードを自動的に切り替える」は、校正支援が「指摘する(強)」でなく「くだけた表現を指摘する」がOFFの時に動作します。

入力補助

特殊

入力補助・特殊

赤枠部分は変換の操作性に影響するので好みに合わせて設定します。ここの一覧にある高速化設定はあまり変化を感じませんが、とりあえず有効でよいでしょう。

テキストサービスを使用する テキストサービスを使用しない

テキストサービスのボタンはATOK 2011から追加された項目で、「テキストサービスを使用しない」にすると従来のATOK言語バーが使えるようになります。

変換補助

変換補助

「助詞~」は細切れ入力の時、「カーソル~」は言葉を挿入する時に有効です。

半角全角変換

半角全角変換

ここでは「カタカナは全角」、「数字は半角」に変換するなどの設定が行えます。ルールを決めて設定すると変換が楽になります。学習は直前に操作した変換を反映します。

省入力データの作成

ATOK 2010以降の辞書ユーティリティでのデータ作成手順です。ATOK 2009以前の場合はATOK 2005で辞書を参照してください。

日本語入力システム用はてなキーワード辞書

はてなキーワードに登録されている単語を使った省入力データを作成します。バリューアップサービスでも同様のデータはありますが語数が違います。

はてなテキストのダウンロード

日本語入力システム用はてなキーワード辞書を開きダウンロードをクリックして「コメントなし」と「要注意データ」の2つのファイルをダウンロードして解凍します。

辞書ユーティリティ

ATOKメニューにある「辞書メンテナンス」から「省入力データの編集」を開きます。辞書ユーティリティが起動したら「ファイル」の「新規作成」を選びます。

省入力データ新規作成

各項目を入力します。いつのデータか分かるように日付を入れておくとよいでしょう。説明とコピーライトは空白でも問題ありません。

テキストの読み込み

「ツール」の「ファイルからの登録・削除」を選び、解凍したファイルを指定して登録します。順番はどちらでもかまいませんが、とりあえず「hatena_msime_nocomment」の方を先にしてみました。

省入力データ作成完了 省入力データ作成完了2

しばらく待つと登録が完了します。作業時間は同じPCでATOK 2015は5秒、ATOK 2010では4分5秒(詳細を非表示にすると1分35秒)かかりました。続けて単語ファイルの「hatena_notice」を指定して登録します。これで40万語を超える省入力データができました。

ニコニコ大百科IME辞書

ニコニコ大百科に登録されている単語を使った省入力データを作成します。バリューアップサービスでも同様のデータが過去にありましたが、こちらも語数が違います。

ニコニコテキストのダウンロード

神は細部に宿り給うを開き「nicoime.zip」をダウンロードして解凍します。

省入力データ新規作成2

新規作成を選んで各項目を入力します。

省入力データ作成完了3

解凍したテキストのどちらかを選んでを登録します。

作成した省入力データの登録

作成したデータを登録

作成したデータを登録しました。これで使えるようになります。

省入力データのバージョンとコンバート

15~20062007~201120122013~2015文字数
1.0形式64文字まで
2.0形式100文字まで
3.0形式

ATOK 2012で実装された推測変換の新方式、AS(Advanced Suggest)エンジンから3.0形式に切り替わりました。2012は旧形式も使えましたが、2013以降は3.0形式の省入力データのみ利用できます。

省入力データのコンバート

追加データが認識されない

そんな2013以降で省入力データをDARフォルダにコピーして認識されない時はコンバートで使えるようになるかもしれません。

上の作業と同じように「省入力データの編集」から辞書ユーティリティを起動して「ファイル」の「データコンバート」を開きます。

コンバート

読み込めなかったDARファイルを開き、保存する名前を入力してOKボタンを押します。上書き保存ができないので名前を少し変えています。変換元のファイルを別の場所に置いておけば同名にできます。

追加データが認識された

コンバートしたデータが一覧に表示されて使えるようになりました。

辞書の保存場所

パスを指定 指定フォルダに移動

この後ちらほら出てくる「%programfiles%」などの「%」が付く物は、エクスプローラに貼り付けると該当場所に移動できます。(フォルダの場所がCドライブ以外になっていてもOK)

ATOKの製品名とバージョン

発売年200320042005200620102015
製品名ATOK 16ATOK 17ATOK 2005ATOK 2006ATOK 2010ATOK 2015
バージョン161718192328

表のような流れで製品名とバージョンに差異が出ています。

ユーザーフォルダ

プログラムやユーザー辞書が保存されているフォルダは、「ATOK 2010」なら「Atok23」とバージョンの番号が付けられます。

後から追加した辞書の保存場所

「標準辞書」など最初から入っているデータはProgramFiles内にある、バージョンごとのATOKフォルダに置かれます。

拡張子種類追加データの保存場所
DIC変換辞書C:\Program Files\JustSystems\ATOK\DIC
DRT電子辞典C:\Program Files\JustSystems\ATOK\DRT
DAR省入力データ
DSY連想変換C:\Program Files\JustSystems\ATOK\DIC
DRW部分一致検索C:\Program Files\JustSystems\ATOK\DRT
DES定型文書データC:\Program Files\JustSystems\ATOK\DIC

保存場所は一例です。JSフォルダは最初にインストールしたジャストシステムのソフトが基準となって変わります。

  • 大昔:C:\JUST
  • ATOK 2006以前:JustSystem(末尾にSが付かない)
  • ATOK 2007以降:JustSystems

追加辞書フォルダのパス

以下のパスをエクスプローラに貼り付ければ辞書フォルダにアクセスできます。

  • 32ビットOS追加辞書フォルダ:%programfiles%\JustSystems\ATOK
  • 64ビットOS追加辞書フォルダ:%programfiles(x86)%\JustSystems\ATOK
  • DARファイル保存フォルダ:%userprofile%\AppData\Roaming\Justsystem\ATOK\

省入力データの保存場所

  • 2007以前:%userprofile%\AppData\Roaming\Justsystem\Atokxx(xxはバージョンの数字)
  • 2008以降:%userprofile%\AppData\Roaming\Justsystem\ATOK\DIC
  • 2013以降:%userprofile%\AppData\Roaming\Justsystem\ATOK\DAR

2013からDRTと同じ階層にもDARフォルダを作成します。WindowsのユーザーフォルダをCドライブから変更していても、それを無視してCドライブにも作成したり、Windowsフォルダの奥深くにも作成されます。

  • %programfiles%\JustSystems\ATOK\DAR\
  • %programfiles(x86)%\JustSystems\ATOK\DAR
  • C:\Users\%username%\AppData\Roaming\Justsystem\ATOK\DAR
  • C:\Users\%username%\AppData\Roaming\Justsystem\ATOK\DIC
  • %windir%\System32\config\systemprofile\AppData\Roaming\Justsystem\ATOK\DAR
  • %windir%\System32\config\systemprofile\AppData\Roaming\Justsystem\ATOK\DIC

保存場所の確認

省入力のプロパティ

プロパティから現在の保存場所が確認できるデータもあります。

ユーザー辞書

学習内容や登録した単語はユーザー辞書に保存されます。

ユーザー辞書は「%userprofile%\AppData\Roaming\Justsystem\」の中にある「ATOKxx」フォルダにあります。xxにはバージョンの数字が入ります。

ファイル名内容変換に使うキー
変換辞書セット
ATOKxxU1.DIC標準辞書セットスペースキー
ATOKxxU2.DIC人名変換辞書セットF2キー
ATOKxxU3.DIC郵便番号辞書セットF3キー
ATOKxxU4.DICアクセサリ辞書セットF4キー
ATOKxxU5.DICオプション辞書セットCTRL+F5キー
ATOKxxU6.DIC一文字入力辞書セット割り当てなし
ATOKxxU7.DIC辞書セット7割り当てなし
ATOKxxU8.DIC辞書セット8割り当てなし
ATOKxxU9.DIC辞書セット9割り当てなし
ATOKxxU0.DIC辞書セット0割り当てなし
その他
ATOKxxUY.DIC郵便番号省入力ユーザー辞書
ATOKAU.DAR省入力学習データ
ATOKCH.BIN修正履歴
ATOKDARD.BIN省入力学習データ
ATOKMU.LEX再変換用ユーザー辞書
ATOKRH.BIN確定履歴
ATOKSU3.DSS英語チェック用ユーザー辞書
ATOKTP.TPFお気に入り固定タグ
ATOKTP.TPUお気に入り文書ユーザーデータ

ユーザー辞書は辞書セットごとに作成され、手動と自動で登録された単語や、AI学習などの結果が記録されます。

追加辞書ファイルのバックアップと手動セットアップ

ATOKをインストールしたあとに手っ取り早く各種辞書ファイルをセットアップするためにバックアップを作成します。

各種データフォルダの作成 フォルダにデータをコピー

フォルダを作成して上の保存場所を参考にインストールされているデータを拾い、まとめて圧縮保存します。

はてなキーワード辞書は毎年内容が変わるので、画像のように末尾にバージョンを入れて別々に保存し、辞書セットに空きがあれば複数登録するのも手でしょう。

レジストリファイルの作成と登録@電子辞典、DRTファイル

ファイルはしかるべき場所にコピーすれば使えますが、フォルダの作成やレジストリ登録が必要な物もあります。辞典付属のインストーラはこの辺の作業もしてくれます。

レジストリにDRTフォルダの登録を行います。以下の内容を貼り付けた拡張子「reg」ファイルを作成して実行します。64ビットOSで(x86)フォルダが使われる場合は5行目頭の;を外して貼り付けてください。

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Justsystem\ATOK\Setup\Folder]
"ATOKDRT"="C:\\Program Files\\JustSystems\\ATOK\\DRT"
;"ATOKDRT"="C:\\Program Files (x86)\\JustSystems\\ATOK\\DRT"

DICフォルダと同じ階層にDRTフォルダを作成し、DRTファイルをコピーすると、プロパティの電子辞典一覧にコピーした事典が表示されます。

レジストリ@定型文書、DESファイル

定型文書データはファイルごとにレジストリ登録が必要です。下の物は「説得できる英文Eメール200の鉄則」の場合です。

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Justsystem\ATOK\DES\1.0\N_EIBUN]
"File"="4,N_EIBUN.DES"
"Time"="0000000000000000"

DESファイルをDICフォルダにコピーすれば、定型文書の中に追加したデータの物が出てきます。

追加データ

ATOK.comから辞書などのダウンロードができます。多くのファイルは一定期間で配布が終了します。ファイルのダウンロードにはユーザー登録が必要です。

サービスの種類

ATOKパワーアップツール

以下のツールがダウンロードできます。

  • 郵便番号辞書:付属辞書の更新版、3年程度更新されてからしばらくして配布終了
  • ATOK Syncツール:別環境のユーザーデータを同期できる、利用は有料

ATOKバリューアップサービス[ベータ]

ATOK 2007から始まった翌年3月31日までで配布が終了する追加データです。2012あたりからクラウド重視になったために内容が寂しくなりました。最近は以下のデータがダウンロードできます。

  • ATOK Pad:ATOKと連携するメモツール
  • はてなキーワード辞書:変換辞書・電子辞典・省入力データを含む便利な辞書
  • ATOKダイレクト for はてな:はてな辞書のWeb版、翌年の3月31日でサービス終了
  • 乗換案内 駅名変換辞書:付属辞書の更新版

JUSTオンラインアップデートでも導入は可能ですが、個別にセットアップファイルのダウンロードもできるので別途保存しておくと、配布終了後に再セットアップが可能です。

追加データ一覧

名前の所にカーソルを当てると説明が表示されます。

ATOK 2015 for Windows

年月日名前ファイル名
パワーアップツール
15/02/06ATOK Syncツール for ATOK 2015
バリューアップサービス
15/03/19乗換案内 駅名変換辞書 for ATOK 2015年3月版J_EKIMEI.DAR/DIC/DRT
15/02/06ATOK Pad [ベータ6]
15/02/06ATOKダイレクト for はてなATOK_PLUGIN_HWS.DLL

ATOK 2014 for Windows

年月日名前ファイル名
パワーアップツール
14/11/27ATOK 2014用郵便番号辞書ATOKAC/ATOKY7/ATOKYC.DIC
14/02/07Office連携ツール for ATOK
15/01/20ATOK Syncツール for ATOK 2014
バリューアップサービス
15/01/29乗換案内 駅名変換辞書 for ATOK 2015年1月版J_EKIMEI.DAR/DIC/DRT
14/11/26はてなキーワード辞書 for ATOKHATENA_KWD.DAR/DIC/DRT
14/02/07すいすい省入力データ 2014年2月特別版ATS901.DAR
14/02/07ATOK Pad [ベータ6]
14/02/07ATOKダイレクト for はてなATOK_PLUGIN_HWS.DLL

ATOK 2013 for Windows

年月日名前ファイル名
パワーアップツール
14/11/27ATOK 2013用郵便番号辞書ATOKAC/ATOKY7/ATOKYC.DIC
13/04/23Office連携ツール for ATOK
13/10/17ATOK Sync アップデートモジュール
13/04/23ATOK Syncツール for ATOK 2013
バリューアップサービス
14/01/30乗換案内 駅名変換辞書 for ATOK 2014年1月版J_EKIMEI.DAR/DIC/DRT
13/10/24会社四季報 企業名変換辞書 for ATOK 2013年4集TK_KIGYO.DIC
13/07/30はてなキーワード辞書 for ATOKHATENA_KWD.DAR/DIC/DRT
13/07/30すいすい省入力データ 2013年7月特別版ATS901.DAR
13/05/28すいすい省入力データ 2013年5月版 ATS118.DAR
13/02/08ATOK Pad [ベータ5]
13/02/08ATOKダイレクト for はてなATOK_PLUGIN_HWS.DLL

ATOK 2012 for Windows

年月日名前ファイル名
パワーアップツール
14/11/27ATOK 2012用郵便番号辞書ATOKAC/ATOKY7/ATOKYC.DIC
12/02/10Office連携ツール for ATOK
12/05/29ATOK Syncツール for ATOK 2012
バリューアップサービス
13/01/29乗換案内 駅名変換辞書 for ATOK 2013年1月版J_EKIMEI.DAR/DIC/DRT
13/01/29会社四季報 企業名変換辞書 for ATOK 2013年1集TK_KIGYO.DIC
12/10/25ATOK Pad [ベータ5]
12/07/31はてなキーワード辞書 for ATOKHATENA_KWD.DAR/DIC/DRT
12/07/25すいすい省入力データ 2012年7月特別版ATS902.DAR
12/05/29すいすい省入力データ 2012年5月版ATS118.DAR
12/04/19ATOK 2012 標準辞書(名称変更アシストデータ)ATOK25.DIC
12/02/10ATOKダイレクト for はてなATOK_PLUGIN_HWS.DLL

ATOK 2011 for Windows

年月日名前ファイル名
パワーアップツール
13/11/26ATOK 2011用郵便番号辞書ATOKAC/ATOKY7/ATOKYC.DIC
11/02/10Office連携ツール for ATOK
12/01/19ATOK Syncツール for ATOK 2011
バリューアップサービス
12/01/31乗換案内 駅名変換辞書 for ATOK 2012年1月版J_EKIMEI.DAR/DIC/DRT
12/01/31会社四季報 企業名変換辞書 for ATOK 2012年1集TK_KIGYO.DAR/DIC/DRT
11/12/15すいすい省入力データ 2011年12月版ATS153.DAR
11/11/29すいすい省入力データ 2011年11月版ATS203.DAR
11/09/29すいすい省入力データ 2011年9月版ATS190.DAR
11/09/29ATOKダイレクトビュー for kotobank事典検索atok_rt_plugin_kotobank.dll
11/08/30すいすい省入力データ 2011年8月版ATS252.DAR
11/07/28はてなキーワード辞書 for ATOKHATENA_KWD.DAR/DIC/DRT
11/05/24すいすい省入力データ 2011年5月版ATS118.DAR
11/05/24ニコニコ大百科かんたん入力 for ATOKNICODIC.DAR/DIC
11/05/24ATOKダイレクト for ニコニコ大百科atok_direct_nicopedia.dll
11/05/24ATOKでかんたんビュー for ニコニコ大百科atok_rt_plugin_nicopedia.dll
11/04/19ATOK Pad for Windows [ベータ4]
11/02/10ATOKダイレクト for Yahoo! JAPANATOK_PLUGIN_YAHOO.DLL
11/02/10ATOKダイレクト for はてなATOK_PLUGIN_HWS.DLL

ATOK 2010 for Windows

年月日名前ファイル名
パワーアップツール
12/11/27ATOK 2010用郵便番号辞書ATOKAC/ATOKY7/ATOKYC.DIC
10/06/15Office連携ツール for ATOK アップデートモジュールATOKEXEA.DLL
10/02/05ATOK Syncツール for ATOK 2010
バリューアップサービス
11/01/25会社四季報 企業名変換辞書 for ATOK 2011年1集TK_KIGYO.DIC
11/01/25乗換案内 駅名変換辞書 for ATOK 2011年1月版J_EKIMEI.DAR/DIC/DRT
10/12/16すいすい省入力データ 2010年12月版ATS153.DAR
10/11/30トレンド省入力データ 2010年秋版ATS900.DAR
10/11/30すいすい省入力データ 2010年11月版ATS203.DAR
10/09/30すいすい省入力データ 2010年9月版ATS190.DAR
10/09/30ATOKダイレクトビュー for kotobank 事典検索atok_rt_plugin_kotobank.dll
10/09/21ATOK Pad for Windows [ベータ3]
10/08/31すいすい省入力データ 2010年8月版ATS252.DAR
10/07/29すいすい省入力データ 2010年7月特別版ATS901.DAR
10/06/29はてなキーワード辞書 for ATOKHATENA_KWD.DAR/DIC/DRT
10/05/27すいすい省入力データ 2010年5月版ATS118.DAR
10/04/20ATOK 2010 標準辞書(名称変更アシストデータ)ATOK23.DIC
10/02/05ATOKダイレクト for Yahoo! JAPANATOK_PLUGIN_YAHOO.DLL
10/02/05ATOKダイレクト for はてなATOK_PLUGIN_HWS.DLL

Office連携ツール対応表

Office連携ツール for ATOK 2005~2015

OEは「Outlook Express」、IEは「Internet Explorer」、Officeは「Word」「Excel」「Outlook」「PowerPoint」の4製品が対象です。

050607080910111213141516
Windows標準メールソフト
OE 5.0
OE 5.5
OE 6.0
Windowsメール
Windows標準ブラウザ
IE 5.5
IE 6.0
IE 7.0
IE.8.0
IE 9.0~
Microsoft Office
Office 2000
Office XP
Office 2003
Office 2007
Office 2010
Office 2013
Office 2016
Justsystemメールソフト
Shuriken Pro3~4
Shuriken 2007~
Shuriken 2010~
050607080910111213141516

※アップデートモジュールで対応

ATOK Passportの解約

1:Just MyShop 契約内容の確認・解約にアクセスしてログインします。「解約する」ボタンを押すと次の画面に進みます。
ATOK Passportの解約
2:次の画面でアンケートのどれかにチェックを入れ(必須)、下の方にある解約ボタンを押します。
解約ボタン

解約月の代金も請求され、月額サービスは解約月が終わるまで続きます。なので解約をする場合は月末までに手続きをします。契約月は無料ですが、契約してその月に解約した場合は300円請求されます。

ATOK Passportを登録すると、ユーザー登録をした製品の一覧に加わりますが、解約をするとリストから消えます。

ATOK 2005と2006に辞典

辞書周りが旧型仕様のATOKに辞典などを入れてみます。

省入力データの作成と導入(ATOK 2005~2009用)

ATOK 2006以前で使える省入力データは1.0形式の物で、最近の辞書に付属するデータはほとんど利用できません。ですが、新しい用語の入ったテキストから省入力データは作れるので作成してみます。ATOK 2009までは同様の手順で作成できます。

テキストの編集

省入力データの作成と同じようにファイルをダウンロードして解凍します。はてなの「要注意データ」は推測候補一覧の右側に注釈が入るので、いれない方がよいかもしれません。

テキスト編集前 テキスト編集後

テキストをメモ帳で開き、1行目を「!!ATOK省入力データファイル」に変更して保存します。メモ帳では編集時の動作が非常に重いので気長に作業をしてください。

省入力データの作成

省入力データ編集ツール

WindowsのスタートメニューやATOKメニューの中にある「省入力データ編集ツール」を起動します。

ファイルとタイトルの入力

「新規」でファイル名とタイトルを入力します。

テキストデータの指定

参照して編集したテキストファイルを指定し、取り込み実行します。

取り込み中 取り込み終了

数分待つと取り込みが終わり省入力データができました。続けて新規ボタンを押し、同じ手順でデータを作成します。

省入力データの登録

登録完了

プロパティを開いて、作成したデータを登録します。作成したデータはユーザーフォルダに置かれるのですぐ使えます。

推測変換の設定変更

推測変換の頻度を上げておきます。ATOK 2006以降なら「推測候補モードを初期値にする」を有効にして推測候補モード(CTRL+変換キーでも可)にしてもよいでしょう。これで最近の言葉が推測変換で次々と出てきます。

電子辞典の登録

電子辞典のDRTファイルは10年近く後の物でも使えます。

ATOKフォルダ 辞典のコピー

「%programfiles%\JustSystem\」を開き、なければ「ATOK」フォルダを作成、さらにその中に「DRT」フォルダを作り、DRTファイルをコピーします。今回は2013の大辞泉とジーニアスを導入してみます。

レジストリ登録@ATOK 2005

拡張子「reg」のレジストリファイルを作成して、以下の内容をコピーして保存して実行します。フォルダの場所や辞典の構成が違う場合はそれに合わせて編集してから登録してください。

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Justsystem\ATOK\Setup\Folder]
"ATOKDRT"="C:\\Program Files\\JustSystem\\ATOK\\DRT"

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Justsystem\ATOK\DRT\1.0]
"Count"=dword:00000003
"File0"="DAIJISEN.DRT"
"Title0"="大辞泉"
"Type0"=dword:ffffffff
"File1"="GENIUSEJ.DRT"
"Title1"="ジーニアス英和辞典 第4版"
"Type1"=dword:00000000
"File2"="GENIUSJE.DRT"
"Title2"="ジーニアス和英辞典 第3版"
"Type2"=dword:00000001

「Count」は辞典の数で、今回は3つなので3が入っています。「File」はファイル名、「Tittle」は辞典の名前になります。「Type」は以下になります。

  • ffffffff:日本語・英語辞典
  • 00000000:英語辞典
  • 00000001:日本語辞典
登録された辞典

プロパティを見ると辞典が登録されています。

大辞泉 ジーニアス英和

2005でも新しい辞典で意味を調べられます。英和辞典の音声再生や、画像も粗めですが表示できます。

レジストリ登録@ATOK 2006

2006のレジストリ登録はこれだけでOKです。

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Justsystem\ATOK\Setup\Folder]
"ATOKDRT"="C:\\Program Files\\JustSystem\\ATOK\\DRT"

2006での辞典登録

レジストリ登録後、2007以降と同じようにDRTフォルダに入れた辞典が認識されるので、追加操作をすれば使えます。

変換辞書

2007以降用の辞書は使えないので現行品は使えず、自前で辞書を鍛えるしかありません。2005と2006にも対応する「広辞苑 第五版」があるとよいですが、販売期間が短かったために入手は難しいです。

Edict日英変換辞書 和英表示

Edict日英変換辞書をアクセサリ辞書セットに登録すると、あとのバージョンのATOKのような、F4キーで「ひらがな」から「英単語」に変換できます。

変換辞書のコンバート

2006以前はバージョンごとの専用辞書しか使えず、別バージョンの辞書はコンバートをする必要があります。また、古いATOK(例えば2005)用の辞書を新しいATOK(2006)へコンバートして使えますが、その逆はできません。

変換辞書のコンバート

古いバージョンの辞書を辞書ユーティリティで開くと、確認メッセージが出てコンバートが行えます。

変換辞書の保存場所

変換辞書のDICファイルは、以下のプログラムフォルダかユーザーフォルダに置くと認識されます。コンバートした辞書はユーザーフォルダに置かれます。

  • ATOK 2005:%programfiles%\JustSystem\ATOK18
  • ATOK 2006:%programfiles%\JustSystem\ATOK19

広辞苑 第五版のアップデートをする場合、プログラムフォルダに広辞苑変換辞書を置く必要があります。

その他

MS-IMEと切り替わる現象

ATOKを使っている人なら一度ぐらいは遭遇していそうな、いつの間にかWindows標準のMS-IMEに切り替わってしまう現象の抑制をします。

コントロールパネル 地域と言語のオプション

コントロールパネルの「地域と言語のオプション」を開き、「キーボードと言語」タブの「キーボードの変更」ボタンを押します。

テキストサービスと入力言語

「詳細なキー設定」タブを開き、「入力言語間」をクリックして選択し、「キーシーケンスの変更」ボタンを押します。

キーシーケンスの変更

「割り当てなし」に変更します。

言語バーの表示を消す

言語バータブ 言語バー

ついでに「言語バー」タブを開き、「表示しない」にすると言語バーの表示を消す事もできます。

Windowsシャットダウン時のエラーダイアログ

Windowsシャットダウン時に「ATOKxxTIP UI Windows Name: explorer.exe - アプリケーションエラー」というタイトルのダイアログが表示される事があります。

ATOK27TIPエラー explorerエラー

ちらっと画像のようなエラーダイアログが表示され、次にOSが起動するとクイック起動の設定がリセットされていました。他にも設定が変わっている場所があるかもしれません。発生する条件がそろうとほぼ毎回エラーになります。

プロパティの設定例で触れた「テキストサービスを使用しない」にすると抑えられるようです。

変換のレスポンス

ATOK 2010以前から2011以降に変更した時、妙に変換が遅くなったと感じたら設定を見直してみるとよいかもしれません。

スペース変換で候補に追加する

プロパティの「辞書・学習」タブを開き、「アクセサリ辞書セット」など「標準辞書セット」以外を選択します。下の方に「スペース変換で候補に追加する」という項目があるのでチェックを外します。各辞書セットごとに設定します。

スタートアップツールとアクセルモード

オンメモリ辞書 アクセルモード

辞書・学習タブの左下に辞書をメモリに読み込ませる設定があります。2013以前はオンメモリ、以降はアクセルです。オンメモリ辞書はユーザー辞書が壊れたり編集できなくなる仕様でしたが、アクセルモードはそのあたりが改善されたようで、2013に早期実装されてから使い続けていますが存在を感じさせません。

アクセルモード消滅

Windowsのスタートアップに入っているスタートアップツールを外してからOSを再起動するとボタンが消えますが、ATOKのプログラムフォルダに入っている「ATOKxxOM」(xxは数字)をダブルクリックして常駐させるとボタンが表示されます。

スタートアップツールがスタートアップに入っていると落ち着かない人は「ATOKxxOM」のショートカットをスタートアップに作成してもよいでしょう。

単体版でクラウド関連のプログラムを削除

買い切り形式の単体版でも、最新のATOKなら一部のクラウド機能が期間限定で使えます。期限後になると、プログラムは使えないので消してしまってもよいかもしれません。とりあえず他の場所へ圧縮保存して様子見するとよいでしょう。

まずは以下のプログラムフォルダを開きます。

  • 32ビットOS:%programfiles%\JustSystems\
  • 64ビットOS:%programfiles(x86)%\JustSystems\

ATOK 2015なら「ATOK28」というフォルダがあるので開き、以下のファイルを撤去します。数字はATOK 2014なら27、ATOK 2013なら26になります。

ファイル名内容
ATOK28CL.EXEクラウドサービス
ATOK28WCL.EXE8カ国語クラウド翻訳変換プログラム
ATOK28WD.EXEクラウド推測変換
ATOK28WR.DLLクラウド辞典検索ライブラリ
ATOK28WRT.EXEクラウド辞典検索
ATOK28WS.EXEキーワードExpress