Creative PCMCIA Sound Blaster Audigy 2 ZS Notebook

[ 2010 / 02 / 22 ]

セットアップ手順や分解などを扱っています。

機能

パッケージ

ノート用PCカード接続のサウンドカード、PCMCIA Sound Blaster Audigy 2 ZS Notebookです。コンパクトなPCカードのサイズにAudigy2の機能を丸ごと収めてあって多機能です。

機能一覧

24bit/192kHz対応DAC搭載でSN比104dB
後継のX-Fiには劣りますが目立つノイズもなく無難に使えます。
アナログ音源を最大24bit/96kHzで取り込み
録音も普通に使えます。
DVDオーディオの再生
あまり普及しなかったDVDオーディオが再生可能です。
再生中のMP3やWMA等の音楽メディアファイルをDATやMDで録音可能
デジタル出力があるので、デジタル入力を持つ機器への録音ができます。MDもDATも今では懐かしい機器です。
Bit-Accurateデジタル出力
サンプリングレートコンバータにマスターボリュームやEAXなど余計な物をスルーしたデジタル出力が可能です。DA-LINKなどのちょっとしたDACと組み合わせるといい感じです。
ルーカスフィルム社のTHX認定を取得
付属ユーティリティでサラウンド再生用にスピーカーの位置による微調整が可能です。
Dolby Digital/Dolby Digital EX、DTS/DTS-ESデコーダーを内蔵
これら規格の音声をデコードして付属の分岐ケーブル経由で多チャンネルの出力ができます。
Dolby Digital(AC-3)/DTS信号のパススルー出力
オーディオアンプなどがあるならスルー出力によりそちらでデコードをする事が可能です。
EAX 4.0 ADVANCED HD
既に廃れてしまいましたが昔のPCゲームをやるのには便利かもしれません。
最大64音の同時発音が可能
PCカード用では最初で最後のハードウェアアクセラレータになりそうです。
SoundFont
SoundBlasterではおなじみのサンプラー音源機能です。Vistaでは未サポートのようです。
ASIO 2.0対応
ASIOに対応しています。
再生リダイレクト
この機能にも対応してます。
Creative MediaSource3付属
クリエイティブ製メディアプレイヤーです。タイムスケーリングやノイズ除去機能などがあります。
EAX ADVANCED HD Musicテクノロジー
音声を色々と加工できます。
最大7.1チャンネルスピーカーシステムを接続可能
6.1/7.1チャンネルの場合、3極端子の専用ケーブルが必要になります。
パソコンの処理能力に応じて、動作モードを切り替えることができるパフォーマンスモードユーティリティ搭載
モードを切り替えると機能が制限されるようです。Pentium M以上のCPUを積んでいるノートなら不要の機能でしょう。

付属品

付属品

パッケージ内容は以下の通りです。中古で買う時はインストールCDと分岐ケーブルがあるのを確認しましょう。

PCMCIA Sound Blaster Audigy 2 ZS Notebook
本体です。
スピーカー接続ケーブル
多チャンネル出力用の分岐ケーブルです。
クリアキャリングケース
画像で本体を収納している薄いビニールケースです。
Creativeステレオイヤフォン
普通のイヤホンです。
クイックスタートガイド
簡易マニュアルです。通常のマニュアルはCDに収録されています。
Creative DVD-Audioサンプルディスク
96kHz24bit6チャンネルで収録された音声が収録されています。
Sounds Best on Sound Blaster CD
EAX適用時のデモや発売当時(05年頃)のゲームの紹介などが収録されています。
インストールCD
ドライバやマニュアル、各種ソフトウェアが収録されています。
エンブレム
SoundBlasterのロゴシールです。

接続

接続図 接続

接続は左側の端子がマイクロフォン・ライン・デジタル入力の排他接続、中央は分岐ケーブル専用の端子、右側の端子はヘッドホン・デジタルの排他出力になります。デジタル入出力の端子は角形でなく丸形の小型のタイプが必要になります。

ソフトウェア

フルインストール時に以下のアプリケーションがインストールされます。

「再」で○が付いている物は、インストール後にフォルダをバックアップしておけば、該当ソフトのアンインストール後でもそのフォルダからソフトを実行できます。

名称内容
×オーディオ
コンソール
オーディオデバイスセッティングユーティリティ、様々な設定が行えるツールです。公式で配布されているドライバにも同梱されており、ドライバだけをセットアップする時にもインストールされます。その時のインストール先は付属CDの物とは異なります。
C:\Program Files\Creative\Sound Blaster Audigy 2\AudioConSole
C:\Program Files\Creative\AudioConSole
Creative
Diagnostics
診断プログラム、不具合診断ツールです。あまり使う物ではないので不要でしょう。
C:\Program Files\Creative\Sound Blaster Audigy 2\Diagnostics
Creative
スピーカー
キャリブレーター
スピーカーウィザード、対話形式でスピーカーの調整が行えます。多くの設定はTHXコンソールで代用が可能ですが、極性の確認はこのアプリケーションだけっぽいです。
C:\Program Files\Creative\Sound Blaster Audigy 2\CalibrationWizard
×Creative
MediaSource
DVD-Audio
DVD-Audioコンポーネント、DVDオーディオプレイヤーです。手持ちのDVD再生ソフトが対応していたら不要でしょう。インストールをするとCTDVDDET.exeが常駐するようになります。
C:\Program Files\Creative\Sound Blaster Audigy 2\DVDAudio
×スピーカー設定 スピーカーユーティリティ、スピーカーのテストやバスの設定などが行えます。
C:\Program Files\Creative\Sound Blaster Audigy 2\Speaker Settings\
×スマート
レコーダー
多機能オーディオレコーダー、録音ツールです。
C:\Program Files\Creative\Sound Blaster Audigy 2\Smart Recorder
Creative
SoundFontバンク
マネージャ
SoundFontマネージャ、サウンドフォント管理ツールです。これがないとサウンドフォントの変更などができません。
C:\Program Files\Creative\Sound Blaster Audigy 2\SFBM
Creative
THXセットアップ
コンソール
セッティングユーティリティ、スピーカーの細かい設定が行えます。付属CDのバージョンでは起動時にマスターボリュームが50%になる不具合があるので音量を下げている場合には注意です。この不具合が修正されたバージョンは無いようです。
C:\Program Files\Creative\Sound Blaster Audigy 2\THX Console
×Creative
Surround Mixer
ミキサーユーティリティ、音量設定ツールです。出力先で設定する事がほとんどで必要なさそうですが各チャネルの音量を個別に設定する事もできます。
C:\Program Files\Creative\Sound Blaster Audigy 2\Surround Mixer
×グラフィック
イコライザ
グラフィックイコライザ、名前の通りのグラフィックイコライザです。
C:\Program Files\Creative\Sound Blaster Audigy 2\Equalizer
Creative
WaveStudio
Waveエディタ、波形編集ツールです。
C:\Program Files\Creative\Sound Blaster Audigy 2\WaveStudio
×EAXコンソール EAXユーティリティ、EAXエフェクトやCMSSの設定にカラオケなどが扱えます。ノイズ除去とタイムスケーリングのタブはMediaSourceの機能でそのソフトが必要になります。
C:\Program Files\Creative\Sound Blaster Audigy 2\EAX
Sound Blaster
パフォーマンス
ユーティリティ
モードの変更ができます。ごく一部の環境ではZSnoteのハードウェアEAX再生などの機能が正常に動作しない事があるようです。そうなった時にスタンダートモードに変更をして、ハード再生などの機能を制限する事で改善するらしいです。このカードのメリットは無くなりそうですが。
C:\Program Files\Creative\Sound Blaster Audigy 2\SB Performance Utility
×DTS Neo:6
セッティング
DTS Neo:6セッティングユーティリティ、ステレオやマトリックスエンコードされている信号を最大6.1チャンネルの音響空間として再生、MediaSourceでのみ有効らしいです。付属CDの\Audio\SetupフォルダのSetup.exe実行時に強制でインストールされます。
C:\Program Files\Creative\Sound Blaster Audigy 2\DTSNeo6 Settings
オーディオ
デバイス
セレクション
複数のカードがある時の選択ツール?付属CDの\Audio\SetupフォルダのSetup.exe実行時に強制でインストールされます。
C:\Program Files\Creative\Sound Blaster Audigy 2\Audio Device Selection
オンライン
マニュアル
オンラインドキュメント、詳細なマニュアルです。パッケージは簡易マニュアルだけなので入れておくと良いかもしれません。
C:\Program Files\Creative\Sound Blaster Audigy 2\Sound Blaster Audigy 2 Manual\Japanese
メディアサンプル サンプルファイル、約6.5MのMP3などのメディアファイルです。不要でしょう。
C:\Program Files\Creative\Sound Blaster Audigy 2\Media
SoundFontバンク SoundFontバンクファイル、C:\WINDOWS\system32フォルダにCT2MGM.SF2、CT4MGM.SF2、CT8MGM.SF2、2M/4M/8Mの容量のサウンドフォントファイルがコピーされます。
×Windowsドライバ ドライバです。
C:\Program Files\Creative\Sound Blaster Audigy 2\Program
オンライン
レジストレーション
ユーザー登録用のソフトです。付属CDセット時にオートランで起動するセットアップ終了時に強制的にインストールされます。
C:\Program Files\Creative\オンライン レジストレーション
カスタマーサポートユーティリティ メーカーサポート用のツールです。付属CDの\Audio\SetupフォルダのSetup.exe実行時に強制でインストールされます。プログラムと追加の削除から削除ができますが、ヘルプファイルは残るので手動で残ったフォルダを削除する必要があります。
C:\Program Files\Creative\Support\System Information
×Creative MediaSource Go! メディアプレイヤーです。公式ページで最新のバージョン5が公開されています。
C:\Program Files\Creative\MediaSource

常駐ソフト

常駐ソフト

付属CDからフルインストールを行うと以下のexeが常駐します。このSoundBlasteはPCカード形式で抜き差しは容易ですが、カードを抜いても一連のファイルは常駐されたままになります。

これら常駐ファイルはスタートメニューのファイル名を指定して実行で「msconfig」と入力して起動できるツールの「スタートアップ」タブから自動起動の有効/無効が切り替えられます。

表の必は個人的に必要かどうか、常駐ファイルはタスクマネージャのプロセスで確認できる常駐ファイル名、容量は起動してしばらくした後に使用されていたメモリ使用量です。この値は状況により変動するので参考程度で。

常駐ファイル容量内容
×CTCMSGo.exe12924k MediaSource GoというCreativeアプリケーションのクイックスタートバー(ランチャー)です。デスクトップの上面にカーソルを当てるとランチャーがスライドして表示されます。もしランチャーを使うなら別途用意した方がよいでしょう。
×CTDetect.exe6712k Creative MediaSource Detector、MuvoやZenなどの過去のクリエイティブ製プレイヤーの検出に使われるっぽいです。
×CTDVDDET.exe5664k DVDドライブにDVDメディアをセットすると自動的にDVD-Audioプレーヤーが起動します。手動で必要なプレイヤーを起動しても問題ないと思います。
×CTHELPER.EXE8964k オーディオコンソールやスピーカー設定の中にある「コントロールパネルと同期」を実行する時に使われます。例えば2/2.1チャンネルスピーカーからヘッドホンに設定を変更した時、Windowsのシステムのスピーカー設定も連動してヘッドホンに変わります。無効にしてもWindowsのサウンドとオーディオ設定から変更ができるので問題はありません。他にヘッドホン出力に接続した時に自動でヘッドホン設定に変えたりする機能もあるようです。
×CTPowUti.exe6872k Creativeパフォーマンスユーティリティです。タスクバーに常駐して設定の変更が可能ですが、変更の必要がないので不要です。
×CTSVCCDA.EXE1624k Creative Service for CDROM Accessです。サービスで自動開始になっており、サービスで手動開始にするかmsconfigで無効にするかの二通りの方法があります。用途は不明ですが無くても特に問題は起きないと思います。
×CTSysVol.exe8104k Creative Volume Controlです。タスクバーに常駐し、シングルクリックでマスターボリュームの音量調整、ダブルクリックでサラウンドミキサーの起動、右クリックでCreativeアプリケーションの起動が行えます。インストール時にWindowsの音量調整のタスクバーの常駐が解除されるようなので、サウンドオーディオ設定からそちらを有効にすれば不要だと思います。

フィーチャーモードセレクションユーティリティ関連

公式ページのCreativeフィーチャーモードセレクションユーティリティをインストールすると以下のファイルが常駐します。

このアプリケーションはセットアップ後コピーをしておくとプログラムの追加と削除から消しても起動ができますが、未セットアップ状態でCTAPR.exeを常駐させても内蔵スピーカーからの再生はできません。

実行ファイル容量内容
×CTAPR.exe8664k Audio Playback Redirection Engine、ZSnoteで再生した音声をノートPC内蔵のスピーカーから出力する事ができます。フィーチャーモードセレクションユーティリティで「オンボードオーディオのスピーカーでの再生を有効にする」のチェックを外すと終了します。
×CTModUti.exe8444k PowerSysTrayApp、Creativeフィーチャーモードセレクションユーティリティです。パフォーマンスユーティリティと同じモード変更に加え、再生周波数の上限の設定とノート内蔵スピーカー経由での再生が可能になります。

ドライバの更新で追加された常駐プログラム

付属CDに含まれるドライバより新しいバージョン2.18.0010をインストールすると以下の常駐プログラムが追加されます。

実行ファイル容量内容
×CTAELicensing.exe1468k サービスで手動開始設定になっているので自動起動はしません。
×CTAudSvc.exe2932k サービスで自動開始になっており、サービスで手動開始にするかmsconfigで無効にするかの二通りの方法があります。とりあえず消しても音声は鳴るので問題が起きたら戻せばいいと思います。

設定ソフトの機能比較

Audigyの機能設定は付属のなソフトから行えますが、変更できる内容はソフトによります。それら変更可能項目の一覧です。重複していたり、不要な設定を扱っているソフトはアンインストールしても良いでしょう。

機能Win
音量
Ct
Panel
Audio
Console
THX
Console
Sound
Font
Surround
Mixer
Speaker
設定
EAX
Console
Graphic
Equalizer
SPK
キャリブ
音量調整×××× ××××
各CH音量調整※1×××× ××××
トーン調整×××× ×××××
スピーカー構成×× ××××
EAX設定××× ××××
EAXプリセット
登録/編集
×××× ×××××
CMSS設定×××× ×××
デコーダ設定××× ×××××
デジタル出力周波数×× ×××××
デジタル入力設定××× ×××××
Bit-Accurate×××× ×××××
スピーカー
キャリブレーション
セレクション
××××× ××××
バスリダイレクト×××× ××××
バスブースト×××× ××××
イコライザー×××× ××××
プリアンプ×××× ×××××
センタースピーカー
ポジション
×××× ×××××
キャリブレーション×××× ××××
サウンドフォント×××× ×××××

※1 XP/Vista対応ドライバ(2.18.0010以降?)使用時変更可能

セットアップ

付属CDのセットアップの指示通りにフルインストールを行うと、大量のソフトウェア常駐ソフトが付いてきます。インストールされるソフトには機能が重複する物もあります。

ソフトウェアの"再"で○が付いている物はフォルダごとコピーをしてバックアップをとればプログラムを削除した後も、そのフォルダから実行する事で再利用する事が可能です。

これを利用してなるべく余計な物が入らないようにしつつ、ある程度の機能設定ができるようにセットアップを行ってみます。今回は付属CDからドライバやソフトを一切インストールしていない状態から始めます。

1:SoundFontとTHXコンソールのインストール

ZSnoteをPCにセットします。新しいハードウェアの検出ウィザードは閉じます。

付属CDをドライブにセットすると、セットアッププログラムが自動起動します。何もせずに自動セットアッププログラムは左下のボタンから終了させて、エクスプローラーからCDを開き\Audio\Setup\setup.exeからセットアップを開始します。

セットアップタイプはカスタムインストレーションを選択し、「Creative SoundFontバンクマネージャ」「Creative THXセットアップコンソール」「SoundFontバンク」の三つだけチェックを入れて進めます。セットアップ後に再起動をするように言われるので再起動します。

2:ドライバのダウンロードとSoundFontマネージャの更新

再起動後の新しいハードウェアの検出ウィザードは閉じて、クリエイティブ公式から以下の二つのファイルをダウンロードします。

  • 「Creative Sound Blaster Audigy/Audigy 2 シリーズ/Audigy 4 シリーズ ドライバ 02.09.0016 (39.37 MB) 」
  • 「Creative SoundFont Bank Manager Update for Creative Sound Blaster AudigyR 2 ZS Notebook version 3.00.17 (3.15 MB) 」

ダウンロードしたSBA2NB_SFBM_PCApp_LB_3_00_17.exeを実行してSoundFontバンクマネージャを更新したら再起動をします。

3:バックアップとアンインストール

エクスプローラからC:\Program Files\Creative\Sound Blaster Audigy 2を開き、中にあるSFBMフォルダとTHX Consoleフォルダをどこか別の場所にコピーしてバックアップを取ります。

次にC:\WINDOWS\system32を開いて中にあるファイル「CT8MGM.SF2」を別の場所へコピーします。

プログラムの追加と削除より「カスタマーサポートユーティリティ」と「Sound Blaster Audigy 2」を削除して再起動します。

4:ゴミ掃除とドライバのセットアップ

アンインストール時に削除されずに残ったC:\Program Files\Creativeフォルダを削除します。確認メッセージが出ますが気にせず行きます。続けてスタートメニューのCreativeフォルダを削除します。

ダウンロードしておいたSBAX_WBUP2_LB_2_09_0016.exeを実行してドライバ(とオーディオコンソール)のインストールを行った後に再起動します。

5:プログラムのインストール

C:\WINDOWS\Temp\CRF000\Drivers\wdm\common\i386からCtPanel.exeをコピーします。もし見つからない場合ファイル名で検索をすると見つかると思います。(amd64フォルダにあるのは64bit版だと思います。)

コピーをした、「SFBM」「THX Console」フォルダと「CtPanel.exe」をC:\Program Files\Creativeへコピーします。フォルダの中にあるsfbm.exeとTHXConsole.exeとCtPanel.exeのショートカットをどこかに作成します。

「CT8MGM.SF2」をC:\WINDOWS\system32に放り込んでインストール終了です。

6:自動起動アプリの取り消し

この手順でインストールされる常駐ファイルはCTHELPER.EXEのみです。これは便利な物でもないので自動起動を取り消しておきます。

スタートメニューからファイル名を指定して実行を選択します。入力画面になったらmsconfigと打ち込んでEnterを押します。システム構成ユーティリティが起動したらスタートアップタブを開きCTHELPER.EXEのチェックを外します。

常駐はしていませんがSoundBlaster関連のファイルCTXFIREG.exeとCTXFIHLPがスタートアップの項目に入っていたのでついでにチェックを外しておきます。

元に戻す時は同じ手順でチェックを入れて保存をすればOKです。

7:サウンドフォント

SoundFontバンクマネージャを起動してサウンドフォントの設定を行います。

デフォルトで設定されているサウンドフォントは4Mの波形容量を持つ「CT4MGM.SF2」ですが約90Mほど確保される設定になっていました。特に大容量の波形を読み込む予定がないならSoundFontキャッシュより5M程度まで使用メモリを制限すると良いです。

波形を変更する時はバンクのバンクスタックで現在読み込まれている波形を選択してクリア、その後ロードで別のサウンドフォント(拡張子がsf2)を指定すればいいです。メモリ容量は読み込ませる波形の容量よりもある程度余裕を持たせて指定するといいでしょう。

8:再インストールに備えて

今回の作業でバックアップを取った「SFBM」と「THX Console」フォルダ、「CtPanel.exe」と「CT8MGM.SF2」をまとめて圧縮して保管しておけば、次にインストールする時にドライバのセットアップから始める事ができます。

ドライバ2.18.0010

09年6月現在最新ドライバはVista対応の2.18.0010です。

これをセットアップするとCTAudSvc.exeとCtHelper.exeの二つのファイルが常駐し、手動起動設定でCTAELicensing.exeが導入されます。

ドライバとオーディオコンソール以外のファイルはC:\Program Files\Creative\Shared FilesにCTAudSvc.exe、C:\Program Files\Common Files\Creative Labs Shared\ServiceにCTAELicensing.exe、C:\Program Files\Creative\ShareDLLに42個のファイルがインストールされます。前バージョンの2.09.0016ではC:\Program Files\Creative\ShareDLLににPfMod.dllというファイルが1つあるだけです。

オーディオコンソールからEAXタブからカスタム、スタジオ、カラオケの項目が無くなりました。

Windowsのボリュームコントロールに「スピーカー音量」という各チャンネルのボリューム設定ができる項目が追加されました。

「Creative SoundFont Synthesizer」がMIDIの選択欄になく、サウンドフォントマネージャーを起動してもメモリ割り当てが変更できません。これは過去のドライバがインストールされていない状態からこの最新ドライバをセットアップをした時に起きます。過去のドライバが入っている状態からアップデートをすればサウンドフォントは使えるようです。
(Vistaでサウンドフォントの対応が無くなった関係?)

なんだか以前のドライバの方が良さそうなので上の項目では過去ドライバを使ったインストールを行っています。

端子周辺の破損と中身

端子の破損

端子周辺の破損

プラグが刺さったままの状態でケーブルを上側に引っ張る形になり端子とカバーを吹き飛ばしてしまいました。せっかくなのであまり見る機会も必要もない端子周辺の画像を紹介します。

普通に使う分には問題ありませんが、プラスチックのカバーと細い金属で固定されいるため、何かの拍子に強い力がかかると画像のようになるので取り扱いは気をつけた方が良さそうです。販売も終了し、元々需要が無さそうな製品のためか中古でも見かけないため入手は難しいです。

端子周辺のカバーの爪の位置

向かって右側の爪 向かって左側の爪

本体の両サイドには爪が2つずつ付いています。

カバーの爪

画像では一部折れていますが、カバーにも爪が4つ付いています。三方に爪が複数付いており、爪を折らずに分解するのは相当難しそうです。以前から振ると中でからからと部品が動く音がしたので、既にここの爪は折れていたようです。

端子

出力端子無し 出力端子付き

既に折れていますが出力の端子には5つの細い金属足と光デジタル出力用のLEDが付いています。5つの足のうち3つは左チャンネル、右チャンネル、グラウンドの配線でしょう。

剥き出しの光出力と接続 光出力と離して接続

試しに光デジタルケーブルをあてがってみたところ、こんな剥き出し状態でも音が鳴りました。右側の画像のように若干離しても、ケーブルの端子に光が届けば音を鳴らす事ができるようです。

マルチチャンネル出力用の端子 マルチチャンネル用のケーブルを接続

AVアンプなどにつなげるためのマルチチャンネル用のアナログ出力端子です。フロントLR、リアLR、センター、ウーファー、サイドLR、グラウンドなど、多くの配線が来ているため細々としています。こんな状態ながら音声は普通に出るようです。