Logicool TrackMan Marble (T-CH11)

[ 2009 / 01 / 02 ]

切断されているケーブルの交換と、PS/2からUSBに変換して接続をします。

分解とケーブル交換

TrackMan Marble T-CH11

Logitecの親指トラボTrackMan Marble (T-CH11)です。マーブルマウスのリニューアルモデルTM-150と同じ名称ですが型番が違います。

入手時点で既にケーブルが切断されていました。このままじゃ使えないので分解してみます。


ボールの固定具

ボールそばの穴に針を刺して回せば外せそうですが、びくともしないので後回しにします。


ケーブルの切断面

ケーブル切断面


T-CH11裏面

ゴム足が二つ無くなっていました。ネジは4つで隠しネジはありません。画像の上側に爪があります。


T-CH11分解

爪を避けつつ軽くつまんで持ち上げれば簡単に外せます。


ボール固定具の裏側

最初に外せなかったボールを固定している部分の裏側です。丸で囲った部分で固定されています。片方に精密ドライバを軽く差し込み持ち上げつつ(画像の方向から見て)時計回りに溝の部分まで回します。


ボール固定具の取り外し

外せました。一度外すと表側からも外せるようになりました。


T-CH11基板

筐体下部分です。


マイクロスイッチ

スイッチは全てマイクロスイッチが使われています。3つともオムロンのD2F-F-3-7です。


基板の取り外し

基板は筐体の上に乗せてあるだけなので簡単に外せます。


ボール受け

ボールは支持球3つで支えられています。長期間使い込まれている状態でしたが支持球に削れ等もなく、 現在もなめらかなボール操作ができます。


支持球

支持球は精密ドライバなどでつつけば外せます。2mmルビー球と比較すると微妙に小さいです。結構年季が入っていますが支持球の削れはありません。


ボール受けの分解

手前の部分は外せるようになっています。2カ所からLEDの光をボールに当て、それをセンサーで読む光学式になっています。


基板裏側

基板裏側です。丸で囲った部分がマイクロスイッチの足の部分になります。スイッチ交換時はここへアクセス。


端子のピンアサイン

ケーブル交換に入ります。基板側のピンアサインはこのようになっています。画像左側から

白:SHIELD
橙:+5V
黒:DATA
緑:NC2
黄:CLK
茶:NC1
赤:GND


PS/2端子のピンアサイン

PS/2端子のピンアサインです。左下が1番ピン、お隣が2番、中段左が3番・・・となります。

1:DATA
2:NC1
3:GND
4:+5V
5:CLK
6:NC2
枠:SHIELD


なすマウス

他のマウスからケーブルを拝借してきます。今回はIntelliMouse Serial and PS/2 Compatibleを例に取ります。


なすマウスのラベル

背面のラベルにSerialの記述がない物はPS/2専用のため、ケーブル内部の配線が5本になります。


なすマウスの端子の取り外し

精密ドライバをコネクタの隙間に差し込み爪を避けて取り外します。


なすマウスの端子のピンアサイン

このなすマウスのピンアサインは以下の通り。別バージョンの基板が茶色の物は並びが違うようです。USBの様に色で機能が決まってるわけではないのでテスター必須です。

黒のチューブ:SHIELD
黒:DATA
赤:CLK
水:GND
黄:+5V
白:NC1
橙:NC2


端子の配線の変更

ケーブルの並びを変えます。爪を上げれば簡単にケーブルを抜く事ができます。


配線変更後

黒のチューブ:SHIELD => そのまま
黒:DATA => 黄:+5V
赤:CLK => 黒:DATA
水:GND => 橙:NC2
黄:+5V => 赤:CLK
白:NC1 => そのまま
橙:NC2 => 水:GND


ケーブル交換後

ケーブルを交換します。


組み立て

元通り組み立てて作業完了です。

PS/2→USB変換

RC-U2MK

このようなPS/2→USB変換ケーブルを用意すれば、PS/2端子のないPCでも3ボタンマウスとして使う事ができます。画像のケーブルの型番はRC-U2MKです。


PS/2接続

PS/2接続時のハードウェアIDです。


USB接続

USB変換時のハードウェアIDです。USB変換をする事でIDが変わってしまい、Logicoolのソフトウェアから認識できなくなるため、Mousewareなどは使えなくなります。