スタードメイン契約特典サーバーの常時SSL化[ 2018 / 08 / 08 ]

2018年7月からChromeでSSL非対応のサイトを開くと、警告が表示されるようになりました。そこで、現在このサイトが利用しているスタードメインの契約特典のサーバーの機能を利用して、常時SSL化を無料で行います。

スターサーバー無料プランの仕様

スタードメインでドメインの登録・移管を行って契約が継続していると、特典として無料サーバーが利用できます。2018年にリニューアルして2つのプランが統合され、その新プランでSSLが利用できます。

2010年10月1日開始2017年8月7日名称変更2018年6月7日リニューアル
通常プランスターサーバースタードメイン特典プランスタードメイン無料サーバー
PHPプランスターサーバープラススタードメイン特典
PHP+MySQLプラン

スターサーバープラスの受付期間は2011年9月16日~2013年9月30日でした。旧プラン利用者の新プランへの移行は任意です。

また、契約特典とは別で完全無料のスターサーバーフリーというサービスも提供されています。表の一部機能には制限があるので詳細は公式ページを確認してください。

スタードメイン契約特典スターサーバーフリー
プラン旧無料プラス新無料フリー容量増PHP
基本仕様
ディスク容量10GB3GB1GB2GB1GB
ディスク種類HDDSSDHDD
料金無料(ドメイン契約者)無料
商用利用
広告表示なしあり
WebサーバーApache HTTP ServernginxApache HTTP Server
Web機能
独自ドメイン契約中のドメイン1個
サブドメイン50個10個50個
FTP / FTP over SSL
ファイルマネージャー
MySQL1個/100MB50MB
phpMyAdmin/PHP/PEAR
CGI/Perl/Ruby/Python
SSI
.htaccess
パスワード制限
MIME設定
サイト転送設定
アクセス拒否設定
簡単インストールWordPressWP
移転前動作確認URL
アクセス解析 / ログ
無料独自SSL / HTTP/2
G Suite簡単設定
メール機能
メール転送設定100個
sendmail
旧無料プラス新無料フリー容量増PHP

新しい契約特典の無料サーバーは、メール機能を除くとプラスの上位互換になっています。中でも無料の独自SSL「Let's Encrypt」を設定できる機能で、サイトのSSL対応も行えます。

旧通常プランから新プランへの移行の場合、メール機能の他にディスク容量とサブドメインの上限が相当減るので、用途によってはそのままの方がよいかもしれません。

スタードメイン無料サーバーのスペック(2018年8月時点)

CPU×2Xeon E5-2640 v4 / Broadwell / 10コア20スレッド / 2.4GHz / 25MBキャッシュ
メモリーDDR4 192GB ECC

機能だけでなく処理周りも「高性能CPU・オールSSD・nginx・HTTP/2」などにより改善するそうです。移行後のサーバー情報を開くと、上記のような仕様になっていました。

2018年からMeltdownとSpectreを皮切りにIntel製CPUで様々な脆弱性が発覚しています。それらの対策によりサーバーの性能が半減するので、素晴らしいスペックが残念な状態になっているかもしれません。

新プランへ移行

プランを変更すると機能が変わるので、新旧の仕様をよく比較検討してから実行してください。切り替えると元に戻すことはできません。

このサイトは「旧スタードメイン契約特典 PHP+MySQLサーバー」を利用していました。新プランではメール機能とPHP5を利用できなくなりますが、現在それらを使っておらず、今後も使う予定はないので問題なく移行できます。

移行前の準備

アップロードしたファイルのダウンロード

サーバー切替を行うと別のサーバーが割り当てられるので、アップロードしたデータをもう一度上げ直す必要があります。なので、事前にサーバー上のファイルをローカルに保存しておきます。すでに手元にある場合は問題ありません。

設定のメモ

各種設定も初期状態になるので、サーバー管理ツールを開いて変更点をメモします。

内部リンクの修正

SSLを導入するとアドレスが「http://」から「https://」に変わります。内部リンクを絶対パスで指定している場合、修正するか相対パスに変更しておきます。Devasなどのアプリからローカルに保存している全ファイルを「http://」で検索してチェックするとよいでしょう。

「.htaccess」ファイルの修正

アドレス変更に合わせて「https」へ301リダイレクトするよう記述したファイルを用意しておきます。書き方は多くのサイトで紹介されているので、検索をすればすぐに見つかります。

プラン変更の申し込み

  • Netowlログインを開いてログイン
  • 左のメニューから「スタードメイン管理」を選択
  • 管理ドメイン一覧の「ドメイン管理ツール」ボタンを押す
  • 画面下にある無料レンタルサーバーの項目内にある「サーバー切替」を押す
  • 好きなサーバーIDを入力して「確認画面」を押す
  • 確認画面が表示されるので問題がなければ「この内容で変更する(確定)」を押す

これで移行手続きが完了するはずです。移行完了までは何時間か必要で、申し込みから完了までの間はサイトにアクセスできなくなります。

切替失敗?

サーバー切替に失敗

今回は上記操作を行ったところ「サーバー切替に失敗しました。」と表示され、もう一度試すと「既に申し込みを受け付けております。」と表示されました。このサイトにアクセスすると「このページを表示できません」となり、FTPやサーバー管理ツールは以前のままという状態になりました。

時間をおくかサポートに問い合わせるようにとあったので、とりあえずメールを送ってしばらく待つことにしました。午前5時に申し込んでエラー表示がされ、12時にサーバー設定完了のメール、15時にサポートから移行が完了しているとの返事が来ていました。

切替失敗と表示されても、再度申し込みを行って「既に申し込みを受け付けております。」と表示されるなら、手続きは完了しているようです。

サーバー切替後の作業

「【スターサーバー】サーバー設定完了及び設定情報に関するご案内」というメールが届いたら切り替え完了なので、引っ越し作業を始めます。FTPのパスワードなどは、そのメールやサーバー管理ツールから確認できます。

  • サーバー管理ツールにアクセスして左メニューの「SSL設定」を選択
  • 「無料独自SSL追加」を選び「独自SSL設定を追加する(確定)」
  • そのまま十数秒待つと「[ドメイン名]に独自SSL設定を追加しました。」と表示されて完了
  • SSL設定が反映するまで最大1時間程度かかるので、その間にファイルをアップロード
  • 待ち時間でサーバー管理ツールの設定などを変更
  • 「https」の自サイトのアドレスにアクセスできたら「.htaccess」をアップロード

httpsのアドレスが有効になるまで、今回はちょうど1時間かかりました。それを確認してからhttpからhttpsにリダイレクトする設定の「.htaccess」ファイルをアップロードしてください。